おがわの音♪ 第601版の配信


中国「一帯一路」終焉が見えてきた。相手にするのはアフリカだけ

一時は世界中がその経済的勢いにひれ伏し、参加や協力を表明した中国の「一帯一路」構想ですが、ここに来て黄信号が灯っているようです。台湾出身の評論家・黄文雄さんは、同構想に乗り気だったEUの消極化を受けた中国がアフリカに頼らざるを得ない現状を紹介。さらに中国内で湧き上がる「習近平批判」を取り上げ、習氏に対する中国共産党長老たちの反乱の可能性を指摘。

   中国高速鉄道、国内では建設ラッシュも海外では頓挫ラッシュ

 技術・規格・装備が一体となった本格的な中国高速鉄道輸出の第一弾として注目された、インドネシアのジャカルタバンドン鉄道は、用地取得の問題により16年の着工式以降全面的な施工に至っておらず、開通のめどが立っていない。コメとの交換と言われるタイ高速鉄道プロジェクトは、タイ政局の混乱で再三遅延している。 そして、この状況は「一帯一路」沿線にとどまらず、米国西部のロサンゼルスラスベガス高速鉄道プロジェクトがご破算となり、メキシコからも「不明瞭、非合法、不透明」として高速鉄道協力を破棄された。トルコのプロジェクトは開通にこぎつけたが、大部分の装備や技術は欧州の規格が採用されている。 

ベネズエラのプロジェクトは、現地の経済情勢悪化に伴い建設現場が廃墟と化してしまった。

習近平氏にメディアも反乱? 墨汁事件に端を発する動きも 


 

  日本の知識人が「いつも中国を見誤る」理由 ☞



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