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複雑な動きをする台風


複雑なきをする台風は、複雑な動きをし、時に進路予報が難しいことのある台風である。迷走台風という呼び方もあるが、気象庁では「台風が迷走しているわけではないので用いない」用語としている。         出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2006までは「迷走台風」と呼ばれていたと記述しているサイトもあるが、気象庁のウェブサイトでは2003年の時点で、「(「迷走台風」の表現は)台風が迷走しているわけではないので用いない。」と解説とともに「複雑な動きをする台風」への用語の置き換えを示している。しかし、この「複雑な動きをする台風」も、マスメディアですら余り用いられず、さらに代替となる用語が求められている。


概要

通常、台風は小笠原諸島や南西諸島を除いて日本近辺では偏西風に乗って北東に進む。

しかし、夏(近年は夏以外の季節も)は太平洋高気圧に覆われて偏西風も弱いため、台風の動きが遅く、時には大きく南下したりして、北部九州1周するなど複雑な動きをすることもあるほか、通常の台風とは逆に東から西に進むことがある(このような台風は「逆走台風」とも呼ばれる場合もあり、2016年の風10や、2018年の台風12などがその例である。)。

また、2つ以上の台風や、台風と寒冷渦が近くに存在する場合、藤原のによって太平洋を南下したり、同じ場所に停滞するなどの複雑な進路をとることがある。このような台風は進路予想が困難となる。 

予報に反した進路を取りやすく、過去に日本列島を奇襲する形で接近・上陸したケースも多数あるため台風情報をこまめに確認することが重要である。


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