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AIにはできない「発想力」と「セルフコントロール術」の身に付け方


2023.05.26

 by 吉田正幸

 

ChatGPTの登場によって、AIが加速度的に進化を遂げていることを目の当たりにし、仕事をAIに奪われないために何をすべきか模索する人が増えています。

AI時代に必要で人間にしかできない「3つのスキル」が大切になると考えるのは、吉田さん。今回ここでは、「発想力を上げる術」を身につける4つの方法と、「セルフコントロール術」を身につけるために吉田さん自身が実践しているという「想念観察日誌」のつけ方を紹介。


AIにはできない力を伸ばす方法

今回は実践的なことを書きたいと思います。

ChatGPTが蔓延してAIのすごさを思い知るとともに、まだ人間にしかできないAI時代に必要なスキルがあります。

·    「発想力を上げる術」

·    「セルフコントロール術」

·    「フロー術」

施術だけではなく、あらゆるビジネスにおいても必要なスキルです。まずは

 

 

☞  「発想力を上げる術」

発想力と聞くと、企画やデザイナーなどクリエイティブ系の職種で必要とされるスキルと思われる方は多いのではないでしょうか。

もちろんそのような職種で重視される能力ではありますが、営業や人事などあらゆる職種で広く身につけておくべき能力でもあります。

これから書くことはあくまでも実践として発想力を身につけるために「これはやったほうがイイ」と感じたことを書いていきます。

 

 

1.インプットInput

ズバリ、読書です。この量で発想力が違ってくると脳科学では言われています。

飛ばし読みOK!!要約OK!!なのですが、1週間から10日に1冊はじっくり長時間の読書をすることで「長距離耐久」が養われるイメージです。飛ばし読みは、まず、目次。気になったフレーズのところだけ読む。

次に読書転記。この読書転記が重要です。要約です。更に要約して気になったところがあれば、そこだけ読む感じです。

ただ、どうしても自分の好みの題名や分野で選択してしまうので、たまには全く関係ないあまり興味のない本もスパイス程度で入れ込んだほうが良いです。

2.マインドフルネス瞑想

最初は自宅や公園など邪魔されることの少ない場所を選ぶことです。自分は朝の決まったデスクの上ですが、屋外でもOKです。

スマホの電源はオフにして気を散らすものが身近にないようにしてください。

a.姿勢を整える

椅子に浅く座って両足を少し開く

頭の上から1本の糸で引っ張られているイメージで背筋を伸ばす

両手は膝の上に置き、手のひらを上に向ける

目を閉じ、体の力を抜いてリラックス

座りが安定しない時は、体を左右に揺らし腰が安定する位置を探しましょう。

b.ありのままの呼吸を意識

基本は鼻から吸って鼻から出す「鼻呼吸」で。難しければ口からでもOK

いつもの自然な呼吸に意識を傾ける。鼻から流れる空気とお腹の膨らみに意識を集中(重要!!意識する箇所を1点だけに絞る。例えば「鼻から流れる空気」など)呼吸が浅くても気にしなくて大丈夫。ありのままの呼吸を意識することが大切です。

心が落ち着かない時は、大きく3回深呼吸しましょう。

c.雑念はそのままに

慣れないうちは「お腹すいたな」とか仕事のことなど、すぐに雑念が浮かんできます。でも気にする必要はありません。

雑念もそのまま受け止めるのがマインドフルネス。雑念に気が付いたら、呼吸に意識を戻しましょう。

【時間の目安】
最初は23分。慣れてきたら1030分。

3.直感メモ作成

常にポストイットを持ち歩いて、気になるフレーズや印象などが来たらすぐに書き留める体制を取っておくことが重要です。

あとでいいや、と思うと思い出せないことになる可能性があります。

ハッとしたら、すぐに書き留めて、ノートにベタベタ貼り付けて、時間があるときにそれを見返してまとめるイメージです。

この積み重ねで、“発想”から“メモ”の習慣が出来上がります。

4.ゾンビ体操

430秒の手間暇かからない画期的なインドアでできるエクササイズです。すぐにできてとても効果を実感できるのでおススメです。

☞  「セルフコントロール術」

自分自身の「マインドコントロール」です。これもAIにはできません。

セルフコントロールとは、自分の感情・思考・行動を自分で制御し、抑制したり調整したりすることです。

セルフコントロールは、自分が望む幸せな人生を実現するための重要スキルといっても過言ではありません。

しかしながら多くの人は、誘惑・欲望・一時的な感情などに負けてしまいます。その理由は、セルフコントロールのテクニックを知らないからです。セルフコントロールの具体的な方法としては、「目標設定」「自己モニタリング」「動機づけ(モチベーション)です。

自分にとって、簡単で、長続きして一番良い方法は、「想念観察日誌」をつけることです。

微少な砂粒から人間の複雑な人体に至るまで、この宇宙に存在するすべてのものは、ある絶対的な秩序あるパワーすなわち宇宙の意識によって生かされていると仮定してみてください。

私たちは人間として創造され、創造主が人間に課した、宇宙の因の永遠の探求という課題を解き明かそうとしていると。

私たちは人体を駆使してすべてのことを行う。ものを持ち上げることも話すことも、さらに考えることさえ肉体を用いて行っていることです。しかし、人体にはびこる習慣細胞は長い間猛威を振るい、その勢力を伸ばしてきました。

嫉妬、恐怖、イライラ、悲しみ、恨み…これらすべてが自己の人体内部で化学的な反応として起こり、自ら肉体に破壊と不調和をもたらしているとも考えられます。こうした破壊的想念は肉体の整然とした機能を乱し、混乱させているようです。

この点をもう少し詳しく観察してみると…個人差はあると思います。恐怖の思念は腹部全体に巣食う習慣細胞が起こしているようです。

またよく言われるように、心配、イライラは特に胃の細胞が起こします

心配したりイライラしたりすれば胃を壊すとよく言われますが、実際は胃を構成している細胞の内、習慣細胞がそうした想念の発生源となって、胃全体に凶猛で破壊的電波のようなものを波及させるのではないかと思うのです。

胃の習慣細胞が、直接心配やイライラの想念の発生スイッチを入れると感じてしまいます。

その他、絶望の想念は胸部から肩にかけての細胞より発生し、それは全身にくまなくネットワークされているようです。

絶望や失望のあまり、全身がガクガク震えたり、全身から力が抜けたりするのはまさにこのためではないでしようか。

こうした習慣細胞が人体にはびこる限り、マイナスの想念帯から脱することは出来ないだろうし、勿論、肉体をも永続させることもできないでしようね。

さてさて、想念の力はものすごく強いという自覚をまず持つことです。

そして、自分の想念を片っぱしから書いていくのですが、まずは具体的に、辞書をパラパラめくって、パッと気になった言葉を書きだします。例えば、「信頼」という言葉だったとしたら、その言葉の意味を深く知るようにします。

文字からくる印象だけではなく、音からくる印象と合わせて取り組んでみてください。

その言葉の辞書に書いてある意味だけではなく、本来の意味を探し出したり、その言葉についてどのような印象や既成思考があったりするのか、そして、その言葉からどのように自分が見えるのかを想像するのです。

 

あとはその内容をズラズラと書いていくだけです。こうすると、内奥の囁きが認められる瞬間がやってきます。


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