おがわの音♪ 第1351 版の配信★


空気が生み出す 命の水

2023.01.17.

朝日新聞デジタル

ボタンを一押しするだけで、空気が水に変わる――。SFのような世界を、イスラエルのスタートアップ企業が「現実」にしている。

砂漠や紛争地でも安全な飲み水を供給でき、人類が近い将来に直面するとされる飲料水不足への対応策として期待されている。

インフラが機能しない国ではソーラーパネルなどの自家発電で活用される

大気から水をつくる装置を開発するイスラエル企業「ウォータージェン(Watergen)」がシリアで飲料水の供給を行うと報じました。2021101日付の赤十字国際委員会(ICRC)の報告書によると、シリアでは、2010年以前には都市部の人口の98%、農村部でも92%の人々が安全な飲料水へアクセスできていました。しかし、内戦が勃発した同年以降の11年間で、水と衛生設備が正常に機能している場所が全土で50%にまで低下。ウォータージェンの飲料水製造装置は、最も小型の機種で1日当たり1820リットルの飲料水、最大の機種は1日当たり6,000リットルの製造能力を有する。製造装置を運用する際に必要となる電源はソーラーパネルなどを活用。上水道インフラと同様に、電力インフラに頼らなくても運用できる。紛争などによってインフラが棄損されてしまった国や地域はもとより、既存のインフラそのものが未整備である開発途上国や、先進国にも災害時のバックアップ用途などとして、さらなる普及が期待される。

 参考  LINK     AWG(Atmospheric Water Generator)



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