おがわの音♪ 第1288版の配信★


70代でも元気な人とそうでない人の差

高齢者専門の精神科医として 6000 人以上の患者と向き合ってきた、和田秀樹さん。

70 代、80 代向けに書いた、老いへの備えや生き方の指南書が発売されるや否や、次々とヒットを連発。

「70 歳は人生のターニングポイント!」として、70 代からの人生を元気に乗り切るための生活習慣や考え方をまとめた、近著『70 代で死ぬ人、80 代でも元気な人』もベストセラーとなり、大きな話題に。



和田秀樹さんからの エール  ・・・

団塊世代の人たちは 勉強熱心で、努力をいとわない世代というイメージが強くあります。さらに学生運動や反戦運動など権力の弾圧に逆らってきた世代でもありました。本来、気骨のある人が多い世代ですから、周りからの同調圧力に負けずに、もっともっと声を上げてほしいですね。

そして、物わかりのいい老人になろうとするのはやめて、自分の生きたいように生きてほしいです。

そのほうがよっぽど健康に、元気に過ごせるのではないでしょうか。


1.『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』で、両者の違いは「レジリエンス(回復力)と免疫力にある」

2. 薬を飲んでも一向に具合が良くならない時に、しっかりと耳を傾けて原因を探ってくれたり、今飲んでいる薬を変えてくれたりと、根本原因に目を向けてくれる医者は信頼できる

3.「高齢になってくると男性ホルモンの影響によって、女性のほうが男性よりも元気になる」

  ・・・男性ホルモンが、男性は中年期以降、減少し、逆に女性は高まっていく

4. 老いを感じた時に大切なのは「できないことを悔やむのではなく、面白がること」 ☞  LINK


和田秀樹さんの BLOG から・・・

高齢者が老害と言われるのを怖がって、縮こまっているが、そんなことをすると身体機能も認知機能も衰え、要介護になりやすいし、 免疫機能も落ちるので老人医療費が多くかかってしまう。

むしろ、そのほうが老害だ

高齢者が働かないので国のためになっていないというバカなことを言う人間がいるが、この 30 年不況は明らかに 消費不況だ。生産性が足りないのでなく、消費が足りないから不況になる

それなのに生産性を上げろというのは、豊作貧乏のときにさらに作物を作り続けるとか、米あまりのときに減反でなく、さらに米を作れ というくらいバカバカしいことだ。

逆に高齢者や生活保護受給者のように生産しないで、消費だけしてくれる人は国の宝と言っていい。

実際、農業では生産しないことでお金をもらう減反のようなシステムがあった。

とくに生活保護は貯金ができると打ち切られるので、払った金が原則全額支出に回る。

これほど有効な公共投資はないくらいだ。

しかし、政府もマスコミも発想の転換ができないから不況が続く



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