隔離型セキュリティ・アプローチとは
2022.02.21
コロナ禍の2021年、エンドポイント攻撃の9割が電子メール経由
PCやプリンタ等のハードウェアメーカーとして知られる HP だが、実はセキュリティサービスも展開している。サイバー攻撃者は、最も脆弱なポイントを狙う。人が操作する「メールの添付ファイルをクリックする」といった行為には、「うっかり開いてしまう」リスクが常に伴う。重要な観点は、リモートワークで社外にいるユーザーの数だけ、リスクが拡大するということだ。
エンドポイントセキュリティは、大手企業だけでなく、中堅中小企業も企業存続に関わる課題であるとの認識が求められる。
中堅中小企業の従業員が利用するPCが、取引先の大手企業の社内システムに侵入するエントリーポイントになり得るからだ。
また企業規模を問わず、リモートワークは生産性向上や人材確保の面で欠かせない基盤になりつつある。
サイバー攻撃が高度化・巧妙化する中、エンドポイントをいかに守るか。
脅威を検知する従来型セキュリティ対策はあくまでも事後対策に過ぎない。
重要なのは、社内システムへの侵入を許さない事前防御にある。外部から取得するファイルは、PC内の隔離した仮想環境で開き、脅威を封じ込める。
新しいアプローチのエンドポイントセキュリティが注目を集めている。
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