仮説思考を鍛える3つの方法


                          2021.09.10.

短時間で質の高いアウトプットを出す人をうらやましいと感じたことはありませんか?

実は、いわゆる仕事のできる人の多くは、往々にして普通の人とは違う頭の使い方をしています。

仮説思考とは、簡単に言うと「おそらくこうなるかな」と先を見通していく思考方法です。

仮説とは、自分なりの「仮の答え」です。

 根拠(=情報やデータ)から問いに対する答えを探しにいくのではなく、限られた情報から最も確からしい「仮の答え」を先に想定した上で、あたかも「逆算」するかのごとく、その答えに必要な根拠を探しに行きます。


仮説思考 とは、・・・

情報が多ければ多いほど、よい意思決定ができる。このように信じているビジネスパーソンは多い。

そうであるがゆえに、できるだけ多くの情報を集め、それらを分析してから、経営課題の本質を見極め、解決策を出そうとする。 実際に起こることは何か? 情報収集しているうちに時間切れになったり、あるいは、ほかのどうでもよいデータはあるが、最も重要なデータがないことに土壇場で気づき、苦し紛れで「エイヤーッ」と意思決定せざるをえないことになる。

徹底的に調べてから、答えを出すという仕事のやり方には無理がある。

では、どうすればよいのか?

仮説思考を身につければよい。仮説とは、十分な情報がない段階、あるいは、分析が済んでいない段階でもつ、「仮の答え」「仮の結論」である。常に仮の答えをもちなながら、全体像を見据える習慣を仮説思考と呼ぶ。  

仕事が速く、優れた成果をもたらすコンサルタントはみな、仮説をもって仕事をしている」 

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  関連資料 ☞ LINK・・・  おがわの音♪ 第115版  論点思考

ビジネスにおいて本当に大事なことは、やらないことを決めることだ。

企業は数え切れないほど多くの問題を抱えていて、それらをすべて解決しようと思っても、時間もなければ人も足りない。仕事には期限があるこなすことのできる工数も限られている。その中で解くべき問題を設定し、選択し、それに取り組み、成果をあげなければならない。成果をあげるには 真の問題 を選びとることが大切だ。

この真の問題をボストンコンサルティンググループでは「論点」と呼ぶ。そして、論点を設定するという、問題解決の最上流に当たるプロセスが論点思考である。論点を設定することにより、考えるべきことが絞られ、問題解決のスピードは上がり、解決策を実行したときの効果も高くなる。

成果を出すには、「正しい答え」でなく、「正しい問い」「解くべき問題」= 論点 が重要となる。

「間違った問い・問題」に取り組むことは大いなる「時間のムダ」であるという。


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