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お腹が引き締まる「正しい腹筋」とは


「何とかして、早くお腹を引っ込めなくては!」と考えて、多くの人が真っ先にやろうとするのが腹筋運動。
しかし、腹筋運動を頑張っても「成果がいっこうに出てこない」と感じている人も多い。
お腹を凹ませるためには暴飲暴食を正すことは必須です。
そのうえで「お腹を引き締めるためには腹筋運動がいい」という考えは間違っていません。
ただ、頑張ってやっている腹筋運動が、「お腹を引き締める」という目的には合わない「間違った方法」である場合も多いのです。
お腹がかっこよく凹む「正しい腹筋」をするには、どうすればいいのか。
いくつかある中で、おすすめする「正しい3つの腹筋」のやり方を紹介します。


「正しい腹筋」を始める前に、まずは「よくある間違った腹筋運動」の例を挙げてみたいと思います。
それは、多くの人がやっている「膝を立てて固定し、腕を頭の後ろに組んで上半身を90度まで起こす」というよく知られている形の運動です。
この運動は、腹筋というよりも、主に太ももの前の筋肉を使って起き上がっているのです。
そのため、「太ももの付け根を鍛える」運動にはなっても、「ぽっこりお腹の解消」は期待できず、腹筋もつきにくいのです。


 

「正しい腹筋運動」で、ぽっこりお腹を解消!

 

では、「正しい方法」で腹筋を鍛えるには、どうすればいいのか。私がすすめる方法は3つあります。

順番に紹介していきます。

 【おすすめの腹筋運動

1】仰向けに寝て、膝は軽く曲げる。
2】上半身をゆっくり、おへそをのぞき込むように2秒間かけて起こしていく。
3】上半身を2秒間かけてゆっくり戻す。このとき頭は床につけないようにする。

*【1】~【3】を10回行う。
*両手を伸ばして左右の太ももの上に軽くのせ、腹筋しながら太ももから膝をさするようにしてもやりやすい。
 

  2つ目はちょっと難易度が上がりますが、効果も高い以下の方法です。

 

【おすすめの腹筋運動
1】あお向けに寝て、股関節と膝を直角に曲げて下肢を浮かせる。
2】手を頭の後ろで組み、上半身を2秒間かけて起こす。
3】上半身を2秒間かけて戻す。このとき頭は床につけないようにする。
*【1】~【3】を10回行う。

  

3つ目は、いわゆる「プランク」と呼ばれるやり方です。「プランク」は、腹筋だけでなく「体幹(インナーマッスル)」をしっかり鍛えることができる、アスリートがよく採用している運動です。  

【おすすめの腹筋運動

1】うつぶせの状態から、肘を90度に曲げて前腕で体を支える。

2】足は肩幅に開いて、つま先を床につけ、膝を地面から離す。

3】肩から足首までが一直線になるように、お腹に力を入れてキープ。

*お尻が突き出たり、腰が反らないよう、真っすぐに体を保つ。最初は10秒くらいから始めて、徐々に時間を延ばし、最終的には1分間続けられるまで頑張る 


 

40代からでも「正しいやり方」で、体は確実に変わる

 

今回紹介した3種類の腹筋運動は、初めのうちはちょっとキツいかもしれません。
しかし、地道に続ければ、確実に体が変わってきます。
少しでも「体の変化」を感じられたら、きっと腹筋運動のキツさも解消されていくと思います。
逆に、どんどん変わっていく体を実感して、楽しくなってくるかもしれません。
「正しい腹筋運動」を続けていけば、「内臓脂肪」が落ち、「見た目」が若返って「健康な体」を手に入れることができます。
食事も運動も「正しいやり方」をしないと、長続きしません。
せっかく努力しても「効果が出ない」という結果になりかねません。
「正しい知識」を身につけ、「正しいやり方」をすれば、40代からでも「お腹を凹ませる」ことは十分できる!! と確信しています。

 

                出典 : 『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』


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