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2025年「黒子化する」銀行が生き残る5つの条件

もう一度「ワクワクする」就職先に変わる方法

上野 博 : NTTデータ経営研究所 金融政策コンサルティングユニット エグゼクティブスペシャリスト
2019年05月22日

厚生労働省は現在、デジタルマネーでの給与支払いの解禁に動いている。

「給与振込指定口座」を押さえていることは、これまで銀行の個人取引における絶対的な強みだった。しかし、デジタルマネーで個人が保有するウォレット(電子的な財布)に直接給与振り込みが行われるようになれば、その強みが失われる可能性が見えてくる。デジタルマネーの扱いに慣れた若年層にとっては、ウォレットのほうが便利だからだ。
クレジットカード利用額の引き落としのために、ウォレットから銀行口座に「チャージする」……。

10年後にはそんな未来が待っているかもしれない。デジタル化が進むと、銀行はどうなっていくのだろうか。



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