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AIを使えば、「農業こそ休日」が現実になる

就業人口減少の裏で進むスマート農業の本当

三上 直行 : 東洋経済 記者
2019年04月30日

「働き方改革」は決してオフィスにいるホワイトカラーだけのものではない――。横浜市青葉区で農業を営む金子栄治さん。

2018年7月からミニトマトの栽培を始めた。これまで10年間ほどイチゴを作っていたが、2011年の東日本大震災を機に、さまざまな経験を積もうといったん休止。

農業指導でタイへ出かけたりもした。ミニトマトで農業を再開するにあたり、金子さんがビニールハウスに導入したのが「ゼロアグリ」だ。

ゼロアグリとは、土の中に張り巡らした点滴チューブから、水や肥料を自動的に供給する土壌環境制御システム。ハウス内に設置した各種センサーの情報を基に、AI(人工知能)が最適量を判断し、供給してくれる。現状確認や設定変更はパソコンやタブレット、スマホからでも可能だ。


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