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IOTとAIでなくなる仕事と忙しくなる仕事、製造業は二極化が進む

2019年3月13日 
岩本晃一 :経済産業研究所/日本生産性本部 上席研究員

日本はこれまで製造業の現場の熟練作業員を大切にしてきた歴史があり、日本のモノづくりの競争力の根源は、現場の熟練作業員の高い技能にあるといわれてきた。新しいデジタル技術を導入した日本企業でも今のところは、雇用を増やした企業の方が多い。だが人工知能(AI)を活用したIoTが広がれば、現場の熟練作業員の担っている作業の多くが早晩、AIに代替される時代がくる。
一方でデータエンジニアなど高スキルのエンジニアに対する企業の需要は増え、“二極化”が進む。モノづくりが「独り勝ち」といわれるほど経済力を生み出しているドイツでも、二極化が深刻な社会問題化しつつある。


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