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味の素、「冷凍ギョーザ」の販売が冴えないワケ

市場拡大中にもかかわらず、冷凍食品が苦戦

石阪 友貴 : 東洋経済 記者
2019年02月15日

 味の素の冷凍食品が不振だ。同社にとって、チャーハンや唐揚げといった冷凍食品は国内食品事業の売上高のおよそ3割を占め、これまで業績拡大の牽引役だった。

ところが、今2018年度に入って飲食店や中食向けの業務用は堅調ながら、「家庭用の冷凍食品は2ケタ近い減少が続いている」(味の素のIR担当者)という。同社は1月31日に2018年度の冷凍食品セグメント見通しを下方修正し、売上高が978億円(前期比3%減)になるとした。同セグメントの下方修正は、今年度に入って2度目となる。


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