「伝わる」書きモノとは、「聴いてわかる」もの ♪


 

   図解 伝わる書き方 超入門』の著者である三谷宏治氏 は、ボストンコンサルティンググループなど外資系コンサルティング会社に勤務されてきた方です。

そんな三谷の文章術はコンサルティングの仕事をしていくなかで構築されました。その文章術で特徴的なのは口語型だということです。 

 

簡潔なプレゼンテーションのように書こう!

 

 

     ☞ TED(「テッド」と発音します)とは「Technology Entertainment Design」の略で、ニューヨークに本部をある団体。

           何をしているかというと「Ideas worth spreading」つまり「広める価値のあるアイディア」を、定期的に大規模な

           グローバルレベルのイベントなどを通じて世の中に発信している団体。                        



☞ 【講演資料 抜粋技術提案力強化ワーキング塾  @京都産業21

 

伝える力の向上により、技術の“魅せる化”を目指す
テクノロジーをベースにした戦略においては、明快なモデルと大きな努力、何より辛抱強さがカギとなります。

コミュニケーションを図る際は普通に聞くのではなく、よく「聴く」、良い質問をする、問題・課題を見出す。

知恵を絞って解決する、そして相手に提案する、つまり伝えるわけですが、この伝えるという部分が非常に難しい。

商品・サービスの良さがきちんと伝わらなければ売れません。

よく "技術の見せる化" ということが言われますが、私がお勧めするのは、魅力ある自社の技術をお客様・関係先と

共有するという意味での“魅せる化”です。

コンセプト、キャッチコピー、デザインなどについて、・・・

①伝えたい世界観、②伝えたい情報③アイデンティティやオリジナリティ④美しさや造形的センスの4つを押さえて

上手に伝えることが肝要です。 

 

これらを実践するうえで知っておいていただきたいのが、「わかる」ということ。

もやもやとしていたものが突然、具体的なイメージとして見えてくるということがあります。

このときに「わかった」と錯覚してしまいがちですが、後で人に説明しようとしてもできないケースが少なくありません。イメージで捉えている限りは、本当に伝えたいことは伝えられないのです。

また、同じ言葉を使って伝えても、イメージされるものは人によって異なります。

そこで有効なのが 図解

 

言葉とともに、図や画像といったツールを用いると、準備段階で自分の考えを整理できるうえ、相手によりわかりやすく伝えることが可能となり、現場におけるコミュニケーション能力、お客様へのプレゼンテーション能力の向上も実現できます。