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アマゾンが「AIラジコン大会」を開催する理由

急成長クラウド子会社「AWS」が巨大イベント

中川 雅博 : 東洋経済 記者
2018年12月04日

米アマゾンがカジノの街・ラスベガスを“占拠”――。
世界中から5万人以上が集まる6日間の巨大イベントが、11月30日に幕を閉じた。アマゾンのクラウド子会社、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の年次開発者会議「re:Invent(リインベント)」である。今年で7回目を迎えた。最新技術に乗り遅れまいと、会場となった7つのホテルは参加者でごった返した。
「ビルダー(Builder:開発者)たちは、今すぐ、何でも欲しいと思っている」。
28日の基調講演に登壇したAWSのアンディ・ジャシーCEOはそう語り始めた。同社はスタートアップから大企業まで、世界で数百万、日本で10万以上の顧客を抱える。
企業はビジネスの目的に合わせて、AWSがクラウド上に用意した140を超えるサービスを使いこなす。
大量のデータを格納してAI(人工知能)で分析したり、ウェブサイトやアプリを動かしたり、業務システムを走らせたりなど、使い方はさまざまだ。企業のソフトウエア開発者やシステム技術者=「ビルダー」は利用しているうちに、これが欲しい、あれが欲しいと感じる。
 



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