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マイクロソフト「中国AI研究所」最高峰の実力

中国エリート学生を惹きつける魅力は何か

中川 雅博 : 東洋経済 記者
2018年11月24日

研究開発費は年間1兆円規模――。米マイクロソフトが1991年に本社に設立した「マイクロソフトリサーチ(MSR)」は世界最高峰のコンピューターサイエンスの研究機関だ。現在はイギリス、中国、インドに拡大し、さまざまな研究が日々行われている。その中でも中国・北京にある「マイクロソフトリサーチアジア(MSRA)」は、AI(人工知能)研究での活躍が近年目覚ましい。MSRAは“北京のシリコンバレー”ともいわれる「中関村」地区にひときわ大きなビルを構え、アメリカ本土に次ぐ研究規模を誇る。200人以上の研究者を抱えるほか、大学・研究機関から常時300人以上の客員研究員を迎えている。その多くが近隣にある世界的名門の北京大学や清華大学の出身者だ。日本からも毎年10~15人の学生が短期のインターンシップに参加している。


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