北海道湧別町のオホーツク海沿いにある水産加工場では、地元産ホタテの殻をロボットがこじ開け、貝柱を切り取っていく。1分あたり96枚。手慣れた従業員11人分の働きという。試運転を3年前から重ね、ことし6月から本格的に稼働させた。以前からの手作業ラインの従業員25人は、うち10人ほどが中国からの技能実習生で、残る日本人は高齢化が進む。ロボットの導入に1億円近くを投じた地元漁協の雲津幸治常務理事は「これなしでは立ちゆかなくなる」と話す。・・・
(中略) 日本ロボット工業会によると、産業用ロボットの2017年の国内での出荷先は半導体などの電気機械が4割、自動車が3割。食料品分野は2%にとどまっており、拡大の余地が大きい。・・・ (中略) 働き手の不足に対応するため、政府は6月中旬に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針」で、ロボットの活用拡大や、外国人の受入れ拡大を掲げた。
https://www.asahi.com/articles/ASL685RDWL68IIPE01R.html ← 動画
@朝日新聞
ホタテの殻を開くロボット。吸盤のような構造だ=2018年6月5日、北海道湧別町
ホタテの貝柱を取り出すロボット。アームでホタテの向きをそろえ、殻をむく工程にまわす=2018年6月5日、北海道湧別町
ホタテの貝柱を取り出すロボット=2018年6月4日、北海道湧別町
ホタテの貝柱を取り出すロボット=2018年6月5日、北海道湧別町
ジャガイモの芽を削り取るロボット=北海道立総合研究機構提供
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