おがわの音♪  第61版-第80版



おがわの音♪ 第80版      

    「なぜ客が来ない…」と嘆く旅館やホテルほど自分では何もしない  

長引く不景気もあって、観光客を呼べない地域のホテルや旅館が頭を悩ませています。

「地域再生コンサルタント」を呼んでも、かかったコスト以上の成果が見込めないケースも多いとか。

そんな中、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんは、数々の成功例を上げつつ、「地域で何かをしようとするよりも、自身の宿で何ができるかといったスタンドプレーの方が成功率が高い」と記しています。

 


おがわの音♪ 第79

  中国スマホの台頭で電子部品はどうなる? 

        村田、TDKは「アップル1本足」からの脱却急務                20161111

近年は良くも悪くも米アップル頼みで好業績を謳歌してきた日本の電子部品メーカー。

その構図がいよいよ崩れようとしている。 

スマホ向けが全体売り上げの6割弱を占める村田製作所の場合、2016年度上期(4~9月)の通信向け売上げは対前年比で1割減に沈んだ。要因は円高に加え、アップル向け部品の減少だ。

iPhoneはユーザーをひきつけるような新機軸を打ち出せなくなり、アップルの売り上げは年初から3四半期連続で前年同期比割れの減収トレンドの渦中にある。 その落ち込みを支えたのが中国のスマホメーカー向けだ。

2016年度上期の村田製作所の通信向け事業のうち、中国スマホメーカー向けが占める割合は20%と、前年同期から3ポイント上昇した。 中国メーカー品が伸びた背景には、ローカルの需要とインドなど周辺国への輸出の増加が挙げられる。


 おがわの音♪ 第78

 「まさかの当選」を英国メディアはこう報じた 

      歓迎、落胆、中立・・・受け止め方は3種類  

2016119日  

まさか――。11月9日未明、英国に住む誰しもがそう思ったに違いない。いや、英国に限らず世界中の人がそう思ったのかもしれない。人種差別的発言や女性や少数民族への偏見に満ちた数々の言動で知られる、共和党候補ドナルド・トランプ氏が、前国務長官のヒラリー・クリントン民主党候補に勝ち、第45代米大統領に就任することが確実となったからだ。 不動産王としての存在やリアリティー番組の司会者として英国でも著名なトランプ氏だが、英国では 長い間「暴言を吐くとんでもない人物」という認識が一般的だった。その支持者は「教育程度の低い米国人」であり、共和党候補になってからスキャンダルが暴露されても支持が減らない状況を見ても、「米国には知的レベルの低い人が多いなあ」というのが英国知識人の認識であった。しかし、その「まさか」が実現してしまったのである。


 おがわの音 第77

    「トランプ大統領」が公約する対米自立プランで日本はどう変化する?  

 トランプ大統領が誕生すれば、世界は途方もない混迷の時代を迎えることになる。

米国のみならず世界中の株式市場が暴落し、為替市場でも米ドルが売られて円高になるだろう。

  ※本記事は、『岩崎博充の「財政破綻時代の資産防衛法」』2016年11月3日号の一部抜粋です。


 おがわの音♪ 第76

    AI時代が到来!将棋も産業もこう激変する  

AI時代はすぐそこまで来ているのか。

 コンピュータ的な発想を取り入れて、実戦で指している棋士も増えているという。

 先日のある対局ではスマホの将棋ソフトを使った不正疑惑も話題になったが・・・  

 https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4492970274/toyokeizaia-22?p=tk 


 おがわの音♪ 第75

    トヨタを成功に導いた、ドラッガーも賞賛する日本の「非常識」 

 日本人の「控えめで人に合わせる」という性質は「農耕民族のDNAによるもの」などとも言われますが、一部の経営者はこの「日本人独自の性質」を嫌って、アメリカなど他の先進国の経営手法などを積極的に導入しています。

しかし、無理に風土の違う経営スタイルに飛びついても良い結果には結びつかないと警鐘を鳴らしています。


 おがわの音♪ 第74

     1月解散総選挙に向かう安倍政権。日露首脳会談が最大のポイントに  

 12月に行われるプーチン会談が成功すれば、来年1月に総選挙をやるであろう。

失敗すれば、12月か1月の総選挙はない。  


 おがわの音♪ 第73

    ユニクロを超えていく。わずか4坪の店から、1000億企業に変えた男 

 アパレル戦国時代と呼ばれる現代。多くのアパレルショップが閉店していく中で、 女性たちの心を掴んで驚くべき成長を遂げているのが「アースミュージック&エコロジー」です。「テレビ東京『カンブリア宮殿』(mineでは、放送内容を読むだけで分かるようにテキスト化して配信。  服好きの少年がアパレル会社の社長になってからの苦難と栄光の道のりとは…?


 おがわの音♪ 第72

   帰ってきた海外勢の日本株買い。アベノミクス「隠れた成功」を分析  

 日経平均株価が17000円台に戻り、日本経済には「復活」の兆しが見え始めているようです。 

こうした状況を受け「日本国民の状況が改善している」と分析、「経済好転の兆しを確かなものにするために、今なすべきこと」とは何かについて詳しく論じる。


 おがわの音♪ 第71版       

 ヒラリーが、しぶとく嫌われ続ける根本理由  

         女性リーダーが陥る致命的な落とし穴    

20161031

いよいよ、米大統領選まで約一週間に迫った。

ヒラリー・クリントン候補の勝利で決着するとの見方が大勢だったところに、1028日、クリントンの私用電子メールサーバー使用問題で、FBI(米連邦捜査局)が調査を再開することを発表し、選挙戦に大きな衝撃が走っている。 

そもそも、ドナルド・トランプのような「とんでもない」候補者がここまで粘ることができた理由として、稀代のペテン師的コミュ力や一部のアメリカ国民の間に巣食う根深い怒りや不満などが挙げられるが、もう一つ、大きな要因となったのが、相手候補クリントンの圧倒的な不人気である。なぜ、彼女はそこまで嫌われるのか。

 そこには、日本におけるこれからの女性のリーダーシップ向上の大きな課題も隠されている。


 おがわの音♪ 第70版  

 いま改めて学ぶべき「トヨタ生産方式」の真髄  

 今回は、「トヨタ生産方式」をお手本に、ビジネスで最も大事なものとはなにか、という原点に立ち返らせてくれる一冊。

「お客様満足」と「コスト」とのバランスを巧みにとることが、経営改善へと繋がる道とのことで……。


 おがわの音♪ 第69

     ドゥテルテ、「南シナ海」で有利な決定的証拠    

     "暴言"大統領はいずれ中国に突き付ける                                   2016年10月31日

ドゥテルテ・フィリピン大統領は、10月18~21日に中国を訪問。いったんフィリピンへ戻ったが、25日~27日、日本を訪問した。忙しい外交日程であることは間違いないが、失礼ながら、フィリピンの大統領としては異例の注目を浴びた。

フィリピンは伝統的友好国である米国から離反し、中国との関係を強化する方向を向いているように見られている。

そのうえ、同大統領が独特の過激な物言い、たとえば「米国と別れる。
オバマ大統領は地獄へ落ちろ」などと発言し、世界の耳目を引いているからだ。
南シナ海で米国と対立する中国が、ドゥテルテ大統領の訪中を急きょ国賓に格上げし最大級の歓待をしたのは、ある意味当然であった。
しかも、中国が提供した経済協力は、確定的でないようだが、総額2兆5000億円にも上ると言われている。

さすがにこの大盤振る舞いについては、中国内でも批判の声が上がっているそうだ。


 おがわの音♪ 第68

      納得!「天気のことわざ」が意外と当たるワケ  

       「飛行機雲が広がると雨」には根拠がある              20161029

ようやく、スカッと爽やかな秋晴れが楽しめるようになりました。

この季節、空を見上げてみると、さまざまな形をした雲が楽しめます。さらに、空を観察すれば、これからの天気をある程度予想することもできます。なぜそんなことな可能なのか、気象予報士の資格を持つ、今井明子が理由を詳しく説明します!


 おがわの音♪ 第67

     なぜ真田信繁は敗れ、家康は徳川幕府300年の礎を築けたのか  

もしもあなたが変化を嫌い、今のままが一番との思いを抱いているようでしたら、未来はないかもしれません。
戦国時代の三英傑が天下を獲れた理由として、「固執する気持ちがない」ことを挙げています。
そしてそれは現代人にも当てはまる、とも。ビジネスマンとして成功したい方、必読です。


 おがわの音♪ 第66版  

 消費税の還付金で「トヨタがボロ儲け」は果たして本当なのか?  

「消費税の輸出還付金」に関して大企業を叩く論調が多く見られますが、これに異を唱えるのは、Windows95の設計にも関わった世界的プログラマーの中島聡さん。

中島さんは各メディアに踊るそんな意見を簡単な数式で論破した上で、「還付金よりももっと問題視するものがある」と指摘。


 おがわの音♪ 第65版  

 日本はなぜ「起業後進国」に成り下がったのか 

  これは文化というよりリスクの問題だ                   20161026日 

「日本人はリスクを嫌がって起業したがらない。

自分で起業する満足感よりも、名の知れた大企業に勤める安定感を求める」というのは、よく聞く話だ。
が、実際に日本人に起業家が少ないのは、日本の文化や、日本人の性質のせいだとするのは乱暴ではないだろうか。
それより問題なのは、日本は米国や欧州に比べて、起業のリスクが高すぎることだ。
生涯雇用の慣行は、大昔からあったものではなく、戦後に統制的に導入されたものだ。
多くの大企業は従業員の教育に投資した後、その知識や経験を他社に持って行かれるのを好まない。
そこで日本の企業間には「引き抜き御法度」的な非公式ルールが生まれた。
こうした中では、大企業の従業員が会社を離れて起業して失敗した場合、大企業での再就職は容易ではない。
また、日本ではいったん破産すると、その後の人生は過酷なものになる。
一方、仮に起業が成功したとしても、資本市場の弱い日本では、米国の起業家のように大金持ちになれるわけでもない。
よく日本の母親は娘を起業家に嫁がせたくないというが、日本の起業家が直面する実態をよく言い表しているのではないか。


 おがわの音♪ 第64版  

    米を蹴り中国に寝返るフィリピン大統領、日本はどう迎えるべきか    2016.10.24

先日「怒りのフィリピン大統領、中国に『落とし前をつける!』宣言」でも紹介した通り、南シナ海問題で仲裁裁判所の決定以降も横暴な態度を取り続ける中国に、怒りの声をあげていたフィリピンのドゥテルテ大統領。

しかし、ここに来て突然アメリカに「決別宣言」し、対中関係を重視する考えを明らかにしました。
『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんはこれについて、「中国の戦略勝ち」との見方を示すとともに、訪日するドゥテルテ大統領を日本はどう遇するべきかについて私見を記しています。


 おがわの音♪ 第63版  

   孫のつぶやきが奇跡を生んだ。「おじいちゃんのノート」爆売れ分析  

ある学生のTwitter上でのつぶやきから一気に人気となったノートがあります。

下町の小さな印刷所で開発され、商品化から丸1年以上さまざまなプロモーションを試みたにも関わらず在庫の山を抱えていたこのノートが、なぜ一言のつぶやきで飛ぶように売れ始めたのでしょうか。


 おがわの音♪ 第62版   

    異例!ライバルLGJDIもこぞって出資             20161025日    

スマートフォンやテレビ、リチウムイオン電池で世界首位の座に登り詰め、電機業界で圧倒的な存在感を誇る韓国サムスングループ。そんな巨大企業を相手に一歩も譲らず、要求をつっぱねた日本企業がある。

九州大学に拠点を置く有機EL材料ベンチャー・Kyulux(キューラックス)だ。

同社は2015年3月に設立されたばかりだが、今年4月にはサムスンディスプレイ、LGディスプレイ、ジャパンディスプレイといった名だたるディスプレイメーカーから総額15億円の出資を取り付けた。
宿敵同士であるサムスンとLGが同じ会社に出資するのは異例中の異例だ。
世界の大手が“呉越同舟”するほど期待を寄せている理由は何なのか。


 おがわの音♪ 第61

      今後の日本株は「5:3:2理論」を知ればわかる 

       日経平均1万7000円回復、上昇はどこまで?                          20161023   

筆者は約2週間前、「日本株は『大きな転換点』にさしかかっている(おがわの音 第51版)と書いたが、その日本株がいよいよ出直ってきた。まずは、時計の針を少し戻しながら、読者の方々に説明してみよう。
10月14日(金)の日経平均株価は、その日の相場環境に比べ「意外」に強い動きの中で82円高となった。
だが、この日は「オプションSQ」(特別清算指数)算出日だった。通常なら関連の取引にからんで売買が膨らむ  ものなのだが、東証1部の1日の売買代金は、まずまずの水準とされる「2兆円」に届かなかった。
19日(水)もこうした流れは続いた。前場の「意外高」で1万7000円を付けたにもかかわらず、全く高揚感はなく、やはり売買代金は1兆6600億円と驚くほどの閑散状態だった。
だが、翌20日(木)には、なかなか抜けなかった1万7000円前半のゾーンをあっさり抜いて、引け値は1万7235円50銭だった。マイルストーンとも言うべき直前の高値だった、10月11日の1万7040円、9月5日の    1万7156円をすんなり通過して、5月31日の1万7251円に到達した。
この日(5月31日)の引け値(終値)は17234円98銭なので、10月21日の引け値ベースで、はここをも抜いたことになる。
風当たりの強い中、強気を通して来た筆者としては喜ばしいことだが、喜んではいられない。
いったい何が起こったのか?これからどうなるのか?投資家はどうしたらよいか?を、解説していかなければならないからだ。
しかし、その答えは、「5対3対2理論」で明確に解説できる。この比率には異論はあるかもしれないが、株価は①50%のファンダメンタルズ(業績・材料等)、

②30%の需給(外国人投資家、信用残等)、③20%の人気(出来高・材料等)で成り立っている、と常々考えている。
まずは「いったい何が起こったのか?」から見てみよう。 
現状を考えると、落ち着いたと言えど、ドル円の現在の水準103円台では、これから出てくる日本企業の決算  発表が期待されているわけではない。
ということでいけば、①の50%のファンダメンタルズは市場にとってニュートラルないしはマイナス要因だ。
一つ飛ばして③の20%の人気は、20日に辛うじて東証1部売買代金は2兆円に達したが、閑散・不人気相場と言うべき状態は続いている。すると、いうまでもなく、原因は、「外国人投資家の2週連続買い越し」に代表される②の30%の需給だ。



メール・BLOG の転送厳禁です!!  よろしくお願いします。