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ベストセラー100冊に出てくるノウハウを頻出順にまとめちゃった本


2024.09.30 

 by 毎日3分読書革命! 

ベストセラーになった100冊のポイントを1冊にまとめてしまうという、いいとこ取りの本気になりますよね?

 今回、土井英司さんが紹介するのは、今までに4種のラインナップで話題となっている、ベストセラーノウハウ書をまとめた一冊です。



【注目の新刊】⇒『「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』

本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の執筆陣が、時間術を論じた一冊。

著者は、有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバーであり、株式会社文道の代表取締役、藤吉豊さんと、同じく同社取締役の小川真理子さんです。

シリーズ第5弾となる一冊のようですが、相変わらず気になるテーマを選んできますね。

ちなみに、これまでに出されたラインナップは以下の通りです。

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

ベストセラーノウハウ書のノウハウを、頻出順にまとめたのが本シリーズの特徴で、今回もそのスタイルが踏襲されています。

「はじめに」で書かれているように、<複数の本に同じノウハウが書かれているのは、「それだけ大事だから」>。

読者は、その大事なノウハウを重点的に学ぶことで、効率良く仕事ができる、ということです。

特に今回は、万人にとって大事な「時間術」がテーマ。

巻末の書籍リストを見ればわかりますが、古い名著から最新のベストセラーまで、さまざまな時間術の本が取り上げられており、いいとこ取りのずるい一冊ですね。

仕事を効率的に進め、豊かな人生を実現するために、若いうちからマスターしておきたい時間術のノウハウが、コンパクトにまとめられています。

 

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

n  ランキング1~7位

1位 「締め切り」の決め方で充実度と達成度が変わる

2位 「優先順位」を決めて行動する

3位 ゴールを起点に考える

4位 大事なことほどにやる

5位 完璧を目指すより、まず「終わらせる」

6位 メールの処理に時間をかけない

7位 「いつか」ではなく、今すぐ始める

l  実際の締め切り前に「自分の締め切り」を設定する

l  始める時間」にも締め切りを

l  どの仕事も緊急、どの仕事も重要だと思えるときは、「難易度の低い仕事」「やさしい仕事」「簡単な仕事」を優先します

l  完璧を目指すより、まず「終わらせる」

l  相手の「満足ライン」を把握する

l  メールタイムを決めておく

l  メールを読んだらすぐに返信したほうがいい理由

・放置しておくと、返信を忘れてしまいかねない

・時間がたってから返信しようとすると、もう一度メールを読み直すことになり、二度手間になる

・短い文面でもいいのですぐに返事をすると、相手の信頼を得やすい

l  人に任せたほうがいい3つのケース

(1)誰でもできる仕事

(2)自分が苦手・不得意なこと

(3)行き詰まってきたとき

l  整理整頓の5つの基本ルール

(1)そもそもものを持たない

(2)ものやデータの置き場所を決める

(3)使ったら元に戻す

(4)よく使うものは取り出しやすい場所に置く

l  ルーティン化して、いちいち考えずに進める

l  「何にどれくらい時間を使っているか」を把握する

l  「バッファ」を意識的につくる

l  休憩時間や休暇は「先に」スケジュールに組み込む

l  お金で「時間を買う」

l  集中できる環境をつくる

l  「明日やること」は前日の夜に考える

l  1日の「時間割」をつくっておく

プロのライター2人が書いているということもあり、サクサク読める、じつに読みやすい一冊。

時間をかけずに時間術のノウハウを総ざらいしたい、という方におすすめの内容です。


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