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「手を動かすのが遅い人」に重要な仕事を任せないのは何故なのか?


2024.05.27 

by 佐藤しょ~おん

頭が良くなりたいなあ…なんて考えた事はありませんか? 

実は、すぐにできる簡単な方法があるそうです。佐藤しょうおんさんが、その方法と理由について紹介しています。


アタマを良くしたいなら

現在の資本主義社会では、アタマが良い人はメチャクチャ有利に生きることができます。

これは非常に残酷なくらいで、この格差についてあらゆる人が無頓着で、完全放置プレーをしているのはどういうことなんだ?って思いますよ。

LGBTの差別とか、ジェンダー差別は大騒ぎするくせに、生まれつきアタマの良い人と、そうでない人との格差は差別だと考えないところは、私は片手落ちだと思いますけどね。

で、私はだったらアタマを良くする訓練をしたら良いじゃないかって考えるわけです。

人間の脳みそって、ちょっと鍛えたら一気に進化するモノですから、アタマを良くさせることだってできるんです。

それを幼児教育で取り入れたのが七田チャイルドアカデミーなんです。

) 七田式とは、「右脳の力を引き出す」ことを目的とした幼児教育です。

 主に右脳が司る長期記憶に着目し、特に0~3歳の「右脳優位」の時に、右脳を鍛えることで、子供が本来持っている才能をより高めることができると考えます。

さすがにオトナになってからあれをやるのは抵抗があるでしょうから、今回はもっと簡単に脳みその回転を速める方法を解説しようと思います。

といってもやることは簡単で、

 動作を速くすることを意識する

これだけなんですよ。

人間が身体を動かす時には、その直前に脳みそから指令が出ているわけですよね。

そして動作を速くすると何が起こるのかというと、これはエネルギー量が増えるということが起こるんです。

物理的に運動速度とエネルギー量は比例関係にありますからね。

同じ動作を速くやるだけで、高いエネルギーが必要になるということで、その指令を出す脳みそにもより高い負荷が掛るということなんです。

試しに、コピー用紙のウラ側に自分の名前と住所を書いてみたら分かります。

通常の速度で10回書いてもなんてことはない、疲れることもないわけです。

しかしこれを自分が出せる最高速度でやるとどうなるかというと、これは非常に疲れます。

10回書き終わった時には、手が痺れたり、脳が酸欠の感じになったりするはずです。

たかが名前と住所を書くという簡単な動作であっても、これを速くやると脳みそには高い負荷が掛るわけです。

だったら日常生活に於ける様々な場面で、いつもやっていることの速度を高めることを意識したらどうなるのか?

これは確実にあなたの脳みそを進化させることになります。

しかもガムシャラに速くやるのではなく、どこかに創意工夫を入れるとそれはワザに昇華するんです。

例えば、ビジネスで当たり前のように使っている電子メールだって、読む速度、書く速度を2倍にしようとしたら、ただ動作を速くするだけじゃできませんよね。

どこかで今までとは異なるやり方を考えなきゃならないじゃないですか。

例えばショートカットを多用するとか、親指シフトをマスターするとか、速読の練習をするとか、そういうことをやらなきゃ2倍にはならないわけです。

そのプロセス全てがあなたのアタマを良くさせるんですよ。

こんな簡単で単純なことだって、一般人はそれに真剣に取り組もうとは思っていませんからね。

もうこの時点でマインドに大きな差が付いているんですけどね。

仕事って同じことをやらせても、速く出来る人とそうでない人に分かれるものでして、そして速く出来る人はそうでない人に比べて確実にアタマが良いモノなんです。それが単純作業であっても、複雑な工程であっても、アイデアを出すようなことであっても、求められるアウトプットを出せる速度がその人のアタマの良さそのものなんです。だから私は手を動かすことが遅い人に、大事な仕事を任せたことはありません。だっておバカな人だって明らかになっているんですから。


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