「Auto-GPT」とは何か?
Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎
2023.04.20
「ChatGPT」をはじめとする生成系人工知能(AI)モデルの高度な機能が注目を集めたことで、AIが非常に大きな話題になっている。
現在でもすでに、AIモデルの危険性や、より高度なAIの開発に関するリスクについての懸念が高まっており、AIに関する政策を再検討する国や、ChatGPTの利用を一時的に禁止した国も出てきている。そして今度は、さらに強力なAIアプリケーションが登場した。それが「Auto-GPT」だ。
このアプリケーションは前途有望で、自律的に動作する能力を持っていることから、汎用人工知能(AGI)がどのようなものになるかを人類に初めて垣間見せてくれる存在になる可能性がある。汎用人工知能とは、人間に近いレベルの知的作業ができるAIのことだ。 3月30日に公開されて以来、多くの人がAuto-GPTに魅了されており、米国ではTwitterのトレンドにも、数日にわたって上位に入った。
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Auto-GPTとは?
Auto-GPTは、OpenAIによって開発された最先端のAI技術を利用した、自己回帰型言語モデルのシステムです。
自己回帰型言語モデルとは、システム自身が、過去の文章を学習、次に出力すべき単語を予測し、文章を生成する機械学習の手法を指します。Python APIなどと連携し、コンテンツを自動生成する能力があります。
ユーザーが「名前」「役割」「最終ゴール」を与えれば、後はAuto-GPTが自ら必要になるプロンプトを作成し、最終ゴールまで作業をしていくのです。
Auto-GPTとChatGPTの違いは?
Auto-GPTとChatGPTは、いずれも人工知能(AI)モデルを利用してテキスト生成を行うツールですが、それぞれ異なる特徴があります。
一番のポイントは「誰がプロンプトを作るか」です。
Auto-GPT
Auto-GPTは、OpenAIのGPTを活用し、多くの情報を読み込んでから、自然な文章を自動で生成することが出来ます。
Auto-GPT自らが自律的にプロンプトを作成し、タスクを実行するのです。
AutoGPT は GPT-4 が組み込まれた OSS であり、目標設定をしたらその後は自動でタスクを作成しタスクの消化・改善までを全てやってくれるツールです。
一度目標設定をすればあとは自動でアクションを起こしてくれるため、開発やテスト、リファクタリングなどをはじめとした様々な作業が効率化できます。
例えばコーディングの場合、一度ユーザーが目標を設定すると AutoGPT が自動でコーディングからコードのデバッグ、リファクタリングを行い、コードの練度を高めてくれます。
ChatGPT
ChatGPTは、OpenAIが開発した会話型AIで、ユーザーとコミュニケーションをすることを目的に設計された技術です。
私たちユーザーがプロンプトを出し、ChatGPTがタスクを実行します。
例えば、友人との会話のように、ある話題について話したり、ジョークを言ったりすることができるわけです。
つまり、ChatGPTは、顧客対応やユーザーとのコミュニケーションを求めるシチュエーションでの使用が望ましいです。カスタマーサポートやFAQページの構築に役立ちます。
ChatGPT は、OpenAI によって開発された大規模な言語モデルで、GPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)アーキテクチャに基づいています。
このモデルは、自然言語処理(NLP)タスクにおいて高い性能を発揮し、人間と同様のレベルで文章生成や理解が可能です。
ChatGPT は、インターネット上の大量のテキストデータをもとに学習しており、その知識は 2021年 9月までのものとなっています。これにより、幅広いトピックについて質問に答えたり、文章生成や要約、翻訳などのタスクをこなすことができます。
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