血液1滴から8分で新型コロナウイルスの抗体量を測定するシステム
現在の新型コロナウイルス抗体の検査法と開発技術 出所:理化学研究所
2022/8/24
理化学研究所は、タンパク質をマイクロアレイに固定化し、1滴の血液から新型コロナウイルスの変異株に対する抗体量を8分で自動測定するシステムを開発した。
実用的なシステムの開発により、抗体価の迅速な精密検査が可能になる。
まず、基板上に非特異吸着を抑制する光反応性の合成高分子を皮膜し、ウイルスのタンパク質をスポット状に配置。
その後、紫外線照射による光架橋でタンパク質を固定化し、マイクロアレイチップを作製した。
固定化するタンパク質は、新型コロナウイルスの内部に存在するヌクレオカプシドタンパク質と、変異株ごとに異なるスパイクタンパク質の一部だ。
このマイクロアレイチップに血液を滴下すると、血液中にタンパク質と結合する抗体が存在した場合は発光する。
その発光シグナルをCCDカメラで撮影することで、各抗体量を測定できる。
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慶應義塾大学は2022年8月12日、椅子の脚の下に敷いたセンサーにより、座っているだけで不整脈を自動的に検知する技術を開発したと発表した。使用したセンサーは、椅子に座っている時に取得できるBCG信号(心弾道図)から心電図を予測し、心拍や心拍変動を捉える。それらを正確に抽出することで、不整脈などの心疾患につながる因子を自動で検出する。
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