でもちょっと、聞いてください。
ところが私の妻は、生まれ育った環境のせいか、
こんな風に、同じ物事に対して、
じつはゴキブリは、
この話を聞いて「気持ち悪いなあ……」と思ったあなたも、
同じように、ある上司に対して、あなたが「いつもカリカリして、
テレビの天気予報で、明日は大雨だと知って、「うわあ、
仕事のことで怒られて、「あんな言い方ないだろう」
友達にメールしたのに返事が来なくて、「私、嫌われてるのかな…
とらえ方次第で、ある原因がストレスになることもあれば、
そして、あなたのストレスを大きくしてしまうような「刷り込み」
現代は、さまざまな情報にあふれています。「
なぜ初等教育で「刷り込み」がなされるのか?
このほかにも脳の錯覚の原因ともなる、さまざまな「刷り込み」
まず、私たちにもっとも影響を及ぼす刷り込みといえば、「
洗脳という強烈な言葉が適切かどうかはともかくとして、
「チャイムがなったら席につく」「
初等教育ではこういったことが、刷り込まれていきます。
ではなぜ、初等教育において、
たとえば同じ文化圏に、出会ったときの挨拶を「こんにちは」
日本人にとって、信号の「進め」は「青」ですが、アメリカでは「
例えば、アメリカ人が「クックドゥードゥルドゥーと聞こえた」
言語も、社会ルールも、教育によって「刷り込む」ことで、
「刷り込み=悪いもの」でもない
学校教育の刷り込みの多くは、「悪いもの」ではありません。
先生は、子どもたちに「1+1は2です」とまず覚えさせる。
「先生の言ったことを信じて、素直に覚えなさい」。
義務教育までは、それでもいいのです。
ところが、大学、大学院といった高等教育の役割は、
少なくとも欧米では、そういう高等教育をしています。
欧米人のこういった姿勢こそ「疑う力」であり、批判精神です。
彼らはこういう「思考トレーニング」の技術を身につけています。
何が問題かって? そういう人が社会に出ると、
医者の世界では、
じつのところ、日本でいま行われている医療の多くは、
古い医療常識が跋扈し、その「刷り込み」を疑う習慣がない。
行きすぎた「コレステロール」嫌い
長らく解かれていない刷り込みの1つに「
アメリカ人は心筋梗塞で死ぬ人が、
ところが、日本人は心筋梗塞で亡くなる人は、
日本では、がんでの死亡率がいちばん高いのですから、
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