猛威を振るうRSウイルス。乳幼児は重症化しやすい(写真:
新型コロナだけじゃない「医療崩壊」のリスク
青沼 陽一郎 : 作家・ジャーナリスト
2021年07月31日
新型コロナウイルスの新規感染者が急増する陰で、
RSウイルスは呼吸器の感染症で、
6カ月未満の乳児や基礎疾患を持つ子は重症化しやすい
ほとんどの乳幼児は数日で軽快するが、1歳未満、
新生児期あるいは生後2~3カ月未満の乳児では、
国立感染症研究所が公表している資料によると、
昨年はRSウイルスの流行がまったく起きなった。
「昨年はウイルスの活性化がなく、
現場の声は「実際の患者はもっと多い」
この流行の始まりは沖縄だった。
東京では今年になって定点医療機関当たりの報告数が1以下で推移
これに追随するように神奈川、千葉でも28週の数値で7.31、
この状況に、
「横浜市では昨年の流行がなかったこともあって、
東京でも状況は同じだ。
加えて、
「そうなると、
事実上の医療崩壊の引き金となりつつある。
予防法は新型コロナウイルスと同じだが…
あらためて2つの感染症について考えてみる。
ある医療関係者は「再生産数の違いではないでしょうか」と言う。
「昨年までは社会全体が感染対策を徹底していましたが、
RSウイルスは昨今、大人への感染も認められている。
同じことは、保育所や幼稚園でもいえる。
東京オリンピックの開幕と同時に急増してきた新型コロナウイルス
先行きが見えず、
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