☞ 朝9時に全社員が出社しても1円にもならない
澤 円 : 株式会社圓窓代表取締役
2021年06月19日
「新型コロナウイルスの出現で、仕事の『あたりまえ』
コロナ禍が始まって以来、
その「ムダな仕事」
あなただけの真の人生を探す旅へ
CHAPTER01
時間を疑う
「時間」の無駄に対する抵抗感を持つ
「ゼロを1にする」こと以外は、仕事にしない
「報告・連絡」のための会議は、いますぐやめる
名刺を持たずに仕事をしてみる
「自分の時間」に対する投資は足りているか
CHAPTER02
ルールと慣例を疑う
過去の価値観による「同調圧力」は、無意味である
意識の低いおっさんたちからの「風あたり」を楽しむ
世の中のほとんどのことに、「正解」はない
肩書をすべてリセットするとわかることがある
CHAPTER03
コミュニケーションを疑う
自分が言いたいことが、相手が聞きたいことではない
プレゼンは、聞き手への「プレゼント」である
伝えたいなら、「事実」より「体験」を語る
売るものは、「モノ」ではなく「体験」である
デジタルとアナログの「ハイブリット」は、必須項目
CHAPTER04 マネジメントを疑う
マネジメントが「管理」だと思っているうちは、結果は出ない
ミスを怖がるな。失敗は修正すればいい
最高の判断を下すために、やるべきことは?
最悪なマネージャーに共通するいくつかのこと
CHAPTER05
自分自身を疑う
外見は、コミュニケーションツールとして磨く
いい人生を送りたいなら、「食事」と「睡眠」を大切にする
「ギブファースト」が、良い人脈を与えてくれる
アウトプットは「自分の体験」を語る
好きなことだけやって、生きていい
「定年したらやりたいことをする」は噓である
「疑う力」こそ、これからの時代を生き抜く思考法である
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—— 僕たちはいつだってスタートラインに立てる
[ムダな仕事1]毎朝9時に出社する
以前、僕の友人がこんな話をしてくれました。
ある日、都内に大雪が降って会社に遅刻してしまったそうです。
「この天候じゃ仕方ないよな」
そう思った瞬間でした。
「雪が降るのはわかっていたはずだ! なぜもっと早く家を出ないんだ!」
いきなり部長がキレたのです。
あまりの剣幕にみんな驚いて口も利けません。
みなさんは、この出来事についてどう思いますか?
5分の遅刻に対して30分以上の説教……。
これって、
この話を聞いて、僕は「ねえ、その会社いますぐ辞めたら?」
この「仕事のはじまりの時間に厳しく、終わりの時間にはゆるい」
朝、数分遅刻しただけでガミガミ怒られるのに、
でも、よく考えてみてください。
そもそも各部署でそれぞれやることがちがうのに、
また、
1人ひとりが疑わなければならない
こういった無意味なルール、無意味な時間の考え方を、
「それって本当に効率がいいの?」
「これがなにかを生み出しているの?」
「誰かが幸せになるものなの?」
1人ひとりが自覚的に、自らに問いかけることが大切なのです。
「なぜ全社員が同じ時間に出社する必要があるのでしょうか」
多くの会社は、工場や店舗や工事現場を基準にして、
「現場でトラブルがあったときに連絡がつかなければ問題になる」
でも、
しかし、その会社は交通機関が止まった瞬間に、
つまり、BCP(事業継続計画)がむちゃくちゃなわけです。
業務の効率だけを考えれば、
なのに、
結局のところ、こんな理由だったりします。「不公平になる」「
現場では、
しかし、
ましてや朝9時に一斉に出社するので、
こんなことでは社員の生産性は上がるはずがありません。
もちろん、
こういった考え方ができない会社がなぜ多いのか。
僕は、みんなの心のどこかに「
日本人特有の気質があるからではないかと感じてしまうので
[ムダな仕事2]「報告」「連絡」ばかりの会議をしている
かつてマイクロソフト社にいたとき、
ある日、
「会議でなにかが決まるところをはじめて見ました」
僕は、心底驚きました。
会議でなにも決めないなんて僕は絶対にしないし、
「日本企業にはムダな会議が多い」
なぜか。それは、「
たとえば、ビジネスパーソンにとって「報連相」
このなかの「報告」
本来、「報告」と「連絡」
データは「見ればわかる」もの。それをわざわざ時間を使って、
また、出席者は会議のために移動しなければなりません。
つまり、会議という立派な名目で、報告というムダなことをさせ、
おそらくは、「
一方、「相談」は未来の話をすること。
僕はこの部分は対面で話す価値があると考えています。
つまり、「未来のことを最大化」するために働くというわけです。
これからどうするか、次の一手はどうするかという未来の話は、
楽しい仕事だけが残るわけで、
誰だって、夢やビジョンを語るのは楽しいのです。
「時間はなんのためにあるか」と考えるとき、
結果を出せるビジネスパーソンに共通しているのは、「未来志向」
そこで、今日からあなたの働き方を変えるために必要なのは、
過去のことに時間を使わないためには、どうすればいいだろうか。
過去に起きたことに一生懸命に時間を使うのは、
[ムダな仕事3]毎日、会社に行く
みんながいる会社に行きさえすれば、
しかし、仕事とは本来、
仕事の本質を理解せずに、
本当は仕事ができていなかった人が、
会社という場に依存している人が日々取り組む仕事のほとんどは、
仕事がなんとなく用意されている「場」は、
それに応じて、「わたしはこれをやります」「
その時間にこれをしたいからです」
このように仕事のあり方が根本的に変化していることを肌身で感じ
すでに僕たちは、既存の価値観を「疑う」
常識を疑うことが、あなた自身を変える
新型コロナウイルスの出現以降、仕事の前提条件は変わりました。
僕たちはこれまで以上に「あたりまえ」を疑い、
朝9時に出社すること、報告だけの会議に出ること、
すべてを「疑う」
「なにか引っかかるな……」
「どうしてこうなるのだろう」
世間の「あたりまえ」に対して疑問を持つ。
それはすなわち、一歩前へ進んだと考えること。
「あたりまえ」に対して疑問を持ったとき、
この事実を、まずは共有しておきたいと思います。
時には「なぜそんなこともわからないんだ」「
でも、「あたりまえ」という思い込みに疑問を感じることは、
勇気を出して、
そんな自信と勇気を持つ方法についても、僕の最新刊『「疑う」
「あたりまえ」に縛られたら、思考は停止します。
思い込みを捨て、自分の頭で自由に思考し、
一歩足を踏み出すだけでも、結果はまったく変わっていきます。
さあ、いまこそ「疑う」からはじめましょう。
そうすれば、あなたの人生はぐんぐん輝きを増していくはずです。
※ メール・BLOG の転送厳禁です!! よろしくお願いします。
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