共感と未来のマネジメントとは
『戦略の創造学―ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実行する』
デザイン思考、ピーター・ドラッカーのマネジメント、そして競争戦略。
この3つは、時と分野を隔てて構築されたものだが、そのそれぞれの本質を紡つむぐと糸になり、その糸を織ると普遍的な戦略モデルのキャンバスとなる。
観察から洞察へ
顧客にとって新しい「意味」を創る
共感を生むためのツール「デザイン思考」・・・
経営に携わる方であれば、経営学者ピーター・ドラッカーのマネジメント論、マイケル・ポーターの競争戦略論、 近年注目を浴びるデザイン思考について、それぞれ別個に触れたことがあるかもしれない。本書は、これらを別々に論じるのではなく、3つの思考を組み合わせ、具体的な企業戦略に結びつけるまでを一貫して説いた経営書だ。
具体的には、ドラッカーの問いから企業のビジョンや未来への洞察を導き、デザイン思考でイノベーションの創造につなげ、目的・ビジョンを達成するための競争戦略を構築する。
一読すれば、国際競争力が低下し、さらにコロナ後の新しい時代にふさわしい経営戦略を模索する日本企業にとって多くの示唆があるはずだ。
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