リモートワーク「向く人、向かない人」3大分岐点
「自己管理ができるか…」あなたは大丈夫?
遠藤 功 : シナ・コーポレーション代表取締役
2020年08月05日
リモートワークに向いている人と向いていない人の差はどこにある
コロナ禍によって、在宅勤務などの「リモートワーク」を取り入れる企業が急速に増えている。
『現場力を鍛える』『見える化』など数多くのベストセラーがあり、経営コンサルタントとして100社を超える経営に関与してきた遠藤功氏は、「リモートワークに『向く仕事』『向かない仕事』の議論よりも、リモートワークに『向く人』と『向かない人』をしっかり見定めることが重要で、『仕事』以上に『人』が問題だ」と指摘する。
ではリモートワークに「向く人」と「向かない人」の決定的な差は、どこにあるのか。
「コロナ・ショック」を見据え、6月に集中執筆した『コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方』を緊急出版した遠藤氏が、「リモートワーク『向く人、向かない人』3つの分岐点」について解説する。
リモートワークの問題は、「業務」ではなく「人」
会社の中でも、企画・
私自身も3月以降、
その体験を通してわかったことがある。それは、「
問題は、「業務」ではなく「人」だ。しっかりと自己管理ができ、
しかし、「自己管理力」が不十分で、
つまり、リモートワークを一律に考えるのではなく、「
では、リモートワークに「向く人」と「向かない人」の分岐点とは
リモートワークに「向く人」と「向かない人」1つ目の分岐点は「
リモートワークは「自由度」が高まる分「規律」が必要
リモートワークとは、単に働く「場所」が変わることではない。仕
リモートワークによって働き方の「自由度」は高まるが、
リモートワークで成果を出すためには「規律」が必要である。
こうした「規律」は、「会社や上司のため」に存在するのではない
これまでは、言われたことをまじめにコツコツこなし、
いま求められている人材は、「新たなレールを敷ける人」「
日本電産の永守重信会長兼CEOは、こう語っている。「私は、テ
子どもの頃から親や先生に言われたことに従うのを是とし、
リモートワークでは自分の意志や意見を持ち、
大半がリモートワークでできる仕事でも、
これまでは「オフィスに行くこと」「対面で仕事をする」、
オンラインは機能的な業務やコミュニケーションをサクサクとこな
しかしその一方で、自由に意見を述べ合う「ワイガヤ的な会議」は、議論が深まらないのでオンラインは向いていない。全体の雰囲
これからは、仕事に応じて「出社するのか、在宅でいいのか」「
「コロナ後の新しい働き方」を身に付けた人が成功する
コロナ禍の中でも、
あるいは、これまではオフライン一辺倒だったので、「
しかし、たとえ今回のコロナが収まったとしても、
これからは、オンラインやリモートワークを賢く使いこなすのを「
オンライン化やリモートワークを単なる仕事の方法論の話として片
つまり、「自己管理力」を高め、「自律した仕事のやり方」
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