移動スーパー「とくし丸」が脚光を浴びる理由
外出自粛で増える「買い物困難者」を救えるのか
遠山 綾乃 : 東洋経済 記者
2020年08月16日
冷蔵庫付きの軽トラックに積み込まれているのは、
コロナ禍で売り上げを維持
とくし丸の1日当たり平均売上高(日販)は約10万円。
こうした顧客はコロナ後も減らない」と語る。
事業の仕組みはこうだ。まず、
とくし丸での販売価格は、
販売ドライバーの年収は平均500万円
販売パートナーは、
東京都の多摩地区を地盤とするいなげやは、
同社ではカタログをもとに電話注文を受けて商品を配達する事業を
とくし丸がスーパーのブランド向上に
スーパーにとっても、とくし丸を通じて新たな発見がある。
では、
スーパー側から見ると、
とくし丸の新宮社長は、「
時間とは事業を確立するまでに要する時間、
また、
とくし丸では本部やスーパーの担当者、
移動するスーパー
とくし丸の売上高や利益は非公表で、利益はほぼゼロだという。
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ゾンビ企業延命でいいのか
新型コロナの感染防止と経済活動の両立は、どの国にとっても難しい課題である。日本経済は4~5月に底を打った可能性が高いものの、回復ペースは緩やかというのは、衆目の一致したところだろう。
政府は緊急事態宣言を再び出すことには慎重で、史上最大級の経済対策で経済活動を支える方向に軸足を置く。
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