思考力が高まる!「難解な専門書」を読むコツ
「似て非なる概念」を整理しながら読む
頻出する「法則」は頭に入れておく
ビジネス書などを読んでいると、よく出てくる「法則」
例えば、心理学の概念、医学の概念、
例を1つ挙げるとすれば、「ジョハリの窓」です。
これは、
また、「プラシーボ効果(偽薬効果)」という法則もあります。
ほかには、「ザイオンス効果(単純接触効果)」も挙げられます。
どの分野にも、こうした法則があります。
その都度、「あれ、何だったっけ?」となるのもよいですが、
数多くの本を読めば読むほど、読む速度が自然と速くなりますが、
「概念」の正確な整理が思考力向上の最短ルート
読書で「思考力」を高めるためには、本に書かれている「概念」
例えば、法学であれば、
しかし、法の分野では、両者は異なるもので、「無効」は、
これに対し、「取消し」の場合は、主張できる人が限られ、
そして、「『所得』とは、利益のことで、わかりやすくいえば『
この「所得」という所得税における利益を指す概念は、
これらは、同じ「利益」の計算である点で「似ている概念」です。
なぜかというと、前者(税金)
このように「似て非なる概念」は、まずは「似ている部分」、
こうした点について丁寧な説明をした入門書もありますが、
専門性が高くなるほど、
しかし、そうした本を読んでいるあなたには「よくわからない」
その場合には、読みながら登場する
そして、少しでも意味がわか
森信茂樹の『デジタル経済と税』(日本経済新聞出版社)
この「法人(所得)税」については、先ほど述べたとおり、「
著者の森信茂樹は、おそらく、
わからない専門用語は放置しない
このような専門性の高い本を読む場合には、
わたしもそうなのですが、
また、
でも、
専門性の高い本を読むときのポイントとしては、本の余白に、
また、単純な図でも、説明されている文章があるページの余白に書
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