100円業界のセリア、生き残る武器は「データ」
カリスマ社長の後継問題は一時棚上げだが…
田野 真由佳 : 東洋経済 記者
2019年02月12日
今や私たちの生活になくてはならない存在になった100円ショップ。
ただ競争激化に加え、コスト増大という苦しみが各社にはのしかかってきている。これを逆にチャンスと捉えているのが業界2番手のセリアだ。
セリアは2018年度第2四半期決算が10年ぶりの減益に沈んだ。
株価は1年前の半値に下落しており、決して楽観できる状況ではない。
が、河合映治社長は、こう強気の姿勢を見せる。「(業界全体の)コスト増は利益率の低い企業に影響が出やすい。当社も赤字店舗は増えるが、利益率が高いので、他社のシェアを奪いに行けるチャンス。企業数はさらに減少していくことになるだろう。うちは最後まで生き残りたい」
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