日本人は「海の不健康」の深刻さをわかってない
ごみ、酸性化、貧酸素化…問題は山積みだ
河野 博子 : ジャーナリスト
2019年02月06日
地球の海が著しく不健康な状態になっている。プラスチックによる海洋汚染をはじめ、地球温暖化に伴う海水温の上昇、海の酸性化、貧酸素海域の発生、富栄養化などが絡み合い、生態系に大打撃を与える恐れが出てきた。
欧州では4年前から海洋の環境問題に注目が集まり、主要国首脳会議などで話し合われてきた。
今年6月に大阪で開かれるG20(20カ国・地域)首脳会議を前に、日本学術会議の音頭により、参加国の科学者が解決の道を探る声明の準備を進めている。
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OGAWA @OTM Lab. (木曜日, 07 2月 2019 20:22)
今回の記事に関連する「コメント」の紹介~おがわの音♪ 第537版に寄せられた「コメント」by 近藤さん。
『復興途上の宮城「漁業」を襲った新たな試練』
これは、自然を畏敬の念を持たないバカな日本人の話ですね。
鮭は、4年から5年の回遊魚なので、9.11の津波で破壊された河川には回遊してきた鮭は産卵できず、その影響が出ているとは思いませんか?
東北地方は、広葉樹が多く、、腐敗し、河川を通じて、海に流れ込み、海を豊かにする。
津波対策という名目で、土地の嵩上、河川の改修、見上げる堤防の建設で、海には栄養豊かな水は、海にはながれない。津波の後も、広葉樹の植林を続けた湾のカキは、従来以上の生育が見られるとの情報を聞いたことがあります。
自然と仲良くするような復興は、あっても良かったような気がする。
自然が回復するまでには、10年、20年はかかるかもしれないが、上手くいっている地域をモデルにして、一日も早く、山の回復を図る必要があるのでは?