「お腹の肉」が本当に危ないこれだけの理由ほか
問題は皮下脂肪ではなく、内臓脂肪 2018年07月07日
健康を守るために今何もしていないなら、まずはウエストを「正直に」測ってみるところから始めよう。まっすぐ立ち、息を吐き(お腹を引っ込めるのは禁止だ!)、柔らかい素材の巻き尺で、腰骨から数センチ上の胴囲を測るのだ。計測した数値から見えてくるのは、外見や洋服のサイズに関する心配よりもっと深刻な可能性だ。一般的に、ウエストが女性なら89センチ、男性なら101センチを超えると腹部の脂肪が危険なレベルまで増えている可能性がある。
軽い動きでも効果ある「超簡単筋トレ」の中身
多忙なビジネスマンに「適度な運動」として筆者がお勧めしたいのが「ゆるスクワット」だ。イスを用いた、超簡単な筋トレである。息を吐きながら、ゆっくり立ち上がる。息を吸いながら、ゆっくり座る。この繰り返しとなる。
スクワットには、さまざまな種類がある。ヒンズースクワットのようにプロレスラーが1000回続けて行うタイプもあれば、ダイエットのためにダンベルで負荷をかけるタイプもある。オリンピックを目指すアスリートには、目的の部分に負荷がかかるような変型スクワットでトレーニングを重ねる選手もいる。
ゆるスクワットは、80代や90代の高齢者でもできる、安全な方法だ。イスから立ち上がり、腰を下ろすといった、日常生活で誰もが行う動作をベースにしている。太ももの前側にある大腿四頭筋、後ろ側のハムストリング、お尻の大臀筋、ふくらはぎ周辺の筋肉などを使う。これらの筋肉を同時にバランスよく刺激して、効率よく筋肉量と筋力をアップさせるのが狙いだ。呼吸を合わせながら、ゆるスクワットを行うスピードを落とせば落とすほど、レベルの高い筋トレとなる。正しいポーズで行うことが肝心なので、自分の姿勢をときどきチェックするとなおよい。
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