増える中小企業の黒字倒産。モノづくりニッポンが町工場と共倒れに
人手不足は叫ばれはじめて久しい日本ですが、中小・零細企業のそれは思った以上に深刻な所まで来ているようです。
ジャーナリストの嶌信彦さんは、「約半分が黒字なのに後継者がいないため廃業に追い込まれてしまう」という中小企業の現状を記すとともに、このまま問題を放置すれば新興国に抜かれる日が来るという現場からの警告を紹介しています。
17年は過去最多に=日本企業のM&A
2017年に日本企業が絡んだ企業の合併・買収(M&A)は、前年比15.0%増の3050件と06年(2775件)を上回り、11年ぶりに過去最多を更新した。M&A助言会社レコフ(東京)が4日発表した。
人工知能(AI)をはじめ新技術の取得を狙ったベンチャー投資などが活発化した。
中小型の案件が多かったことから、投資総額は13兆3437億円と21.0%減少した。
国内企業に対する大型M&Aでは「日米韓連合」による東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の買収、日立国際電気の買収など米投資ファンド主導の取引が目立った。
日本勢による海外企業のM&Aも5.7%増の672件と4年連続で過去最多を更新。
海外M&A総額(7兆4802億円)のうち、中国の配車サービス大手「滴滴出行」などへ出資したソフトバンクグループだけで2兆円を超えた。
(2018/01/04-16:38)@時事ドットコム
※ メール・BLOG の転送厳禁です!! よろしくお願いします。
コメントをお書きください